東日本大震災、あれから8年、

今日は、会長の鈴木です
いつもご愛顧有難う御座います


昨日、東日本大震災から8年目を迎えました
被災した各地では慰霊行事が開催され、亡くなった方々に哀悼の
意を表しました、


私達グリーンケアスタッフも全員で、黙祷をささげました


あれから8年、関連死を含めると約2万5千人が亡くなられました
又、福島の原発による帰還困難者が多数の、未だ家に戻れない、
住めない人が未だ5万人もおられます


この事を考えると、未だ未だ復興は道半ばということがハッキリします


経済面を見ると、震災復興の予算を活用して工場は建て替えしました
昔の工場よりははるかに近代的な工場再建しました
復興に向けて大きなスタートを切ったように見えました、が、


しかし、ここからが大変な事態が生まれているのです


工場、お店は再建したものの、働く人たちが集まらない
又8年の間に販売先が別の取引先へ変更してしまい売り上げが
確保できない、これは商売にとっては致命的なことです


そして工場、店舗建設の費用返済が迫って来ている


2重、3重の困難が経営者にのしかかっております


一旦、復興したかに見えた、特に沿岸水産業が、今大きな
ピンチに陥っているのです


一部ではやむなく、廃業、倒産、譲渡といった形で事業継続が
出来なくなって来ているんです


大きくは報道されてはおりませんが、これが被災地の大変な
状況なのです
私自身、経営者の一人として非常に心が痛みます


愛する人達を津波で失い、住んでる家屋を失い、職場を失い
環境を破壊され、懸命に再建、復興に取り組んでいますが
未だ未だ現実は本当に厳しいものが御座います


8年という年月が経過し、復旧、復興は進み、以前のような
生活に戻った


確かに被災された多くの方々がそうなっているのは事実です


しかし、その陰で、言いしれない困難を抱え、未だ復興はおろか
復旧もしていない方々が未だ沢山居られるのです


私達はその現実を忘れてはいけません



何らかの形で、自分が出来る事で、これからの震災復興に
更に貢献したい



震災8年目にあたりその意を強く致しました






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