東日本大震災に思う、

今日は会長の鈴木です
いつもご愛顧有難うございます

今日は天気予報通り早い時間からの雨、しっかりと降っています
未だ季節的には雪が降ってもおかしくない時期ですが3月に入り
結構暖かくなって来ています

全国的には、広島、東京、福岡で桜の開花宣言が出され、春は
もうそこまでの処まで来ています

 さて昨日は東日本大震災から10年、大きな節目の日でした
昨日中にブログを書くつもりでおりましたが、どうしても時間が取れず
今日となってしまいました

震災当日、弊社事務所で打ち合わせ中でしたが、突然の大きな揺れに
思わず外に出て、松の木の根元で揺れの治まりを待っていましたが
とにかく揺れが大きく、しかも時間が長い

長い私の人生の中で、宮城県沖地震、仙北地震等々、瞬間的な強い
地震は幾度か経験しています

只、今回の地震は一体何時治まるんだろうと思える位揺れが長い
これはとんでもない地震が起きた、体感的にそう思いました
職業柄、施工したブロックが倒壊して人が怪我をしたり、亡くなったりしたら、
大変ことになってしまう

大きな地震の度に、しっかりとした施工をしているつもりでも、大きな
不安が頭をよぎります

その不安よりさらに大きな事が起こってしまいました
未曾有の大津波です 車のTVを見ていたら太平洋沿岸部に10mの
津波警報が出たのです

一瞬耳を疑いました、え、10mの津波、今まで聞いたことのない高さ
本当なの、間違いでないの、 その時はそう思いました

その後、TVでは仙台空港に津波が押し寄せ、車が津波に飲み込まれていく
様子が放映されました

想像をはるかに超える大震災を初めて目のあたりにした瞬間でした

亡くなった方、未だ行方不明の方、関連死の方、含めて2万2千人と言われています
改めて心からのお悔やみを申し上げます
又、家屋を流されたり、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます

地震は台風等の自然災害と違うのは、予告なく、突然襲ってくることです
心の準備はあるものの何処で、何時、どんな状態で起きるのかは
全く予測不能です  正に最先端の科学を以てしても対応不可の状況です

突然、津波に飲み込まれ、これからの人生を奪われてしまった、本人、親族の
無念さを思う時、これが自分だったら、これが最愛の人だったらと思う時
心の張り裂けるような思いに私自身も包まれます

震災ではありませんが、私自身の経験から、本当に大事な人を失ってしまった、、、、、
しかし自分の心の中では、その人は決して亡くなっていないのです
姿は見えませんが、心の中で、一緒に、応援してくれながら生きています

震災で本当に大事な人を失ってしまって、本当に悲しい
でも、私のように、亡くなった大事な人と一緒に生きている
被災された皆さんの心の中にずっと、ずっと一緒に生きている

きっと多くの皆様がそう思って、懸命に生きている
本当の当事者でないので、軽々には言えませんが 私はそう思っています

3月11日になると、毎年そう思っています

心の復興は目に見えません 時間と、自分の気持ち、そして周囲の暖かさが
心の復興に大事な事です

更にお互いに前に進みましょう




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