リスク回避が発展の妨げに、

今日は、会長の鈴木鈴木です
いつもご愛顧有難うございます

ここ数日は雨模様で、仙台ももしかしたら早くも梅雨入りを
思わせるような天候です

さてコロナ感染問題ですが、依然として高止まりの状況で
緊急事態宣言を発令しても未だ大きな効果は出ていません
少しは感染者数が減ってはいるものの大きな効果は未だ未だです

東京オリンピック、パラリンピック開催も予断を許さない状況です
私自身はずっと、感染対策を万全にして、たとえ無観客でも
是非開催して上げたい。 これまで全人生を賭けて来たアスリートの夢を
叶えてあげたいと思っています

 さて、今コロナ感染に伴う、世界の経済回復が取り上げられています
多くの犠牲者を出したアメリカ、そして中国、ヨーロッパなどは
プラス成長を見込んで進んでいます
大きな感染の中,回復に向けて進んでいるのです


一方、日本はプラスどころか大きなマイナスが見込まれていて、
先進国の中では、全く成長が見込めない国になっているのです

かつて、経済大国ニッポンと言われ、アメリカに追いつき、追い越せと
国民一丸となり、小国ニッポンが世界のニッポンになった歴史があります

あの勢い、あの熱気、あの成長はどこに行ってしまったのでしょう
正に寂しい限りです
平成からずっと低成長で活気のない経済状況です  一体どうしたんでしょう

その原因は一体どこにあるのか、あったのか。。。

これはあくまで私個人の見解です。

それは日本人の極力リスクを取らない、無難にという気質にあるのではないか

例えばワクチンの開発では、国内でワクチンが作れていないのです
沢山の優秀な研究者、製薬会社があるのにも関わらず、この緊急時に
他国を頼りにしないといけない、技術大国ニッポンが遅れをとってしまいました

それは過去に、ワクチンをめぐり薬害の訴訟問題にまでなった経緯があり
それ以来、日本はワクチンを開発、製造をしなくなってしまった

トラブルを恐れリスクを取らず他国に委ねてしまった  国も製薬会社も
残念ながらワクチン後進国になってしまった そんな背景がそこにがあります

いろいろな面で無難な選択だったのかも知れません

只、これからの政治、経済、気候、エネルギー、ウイルス感染等々の
大きな変化することが予想される時、日本はこのままでいいのか、
そんな気がします

本当に無難でいいのか、横並びでいいのか、他力本願でいいのか、
もっと勇気をもって、リスクを覚悟で挑戦、行動をしていかないと
益々他国との差が開いてしまう気がしてなりません

プロスポーツの世界では、大リーグの野球、欧米のサッカー、プロバスケット
プロゴルファー、テニスと日本のアスリート達が大活躍しています

彼等、彼女たちは世界を相手に、大きなリスクの中で挑戦を続けています
成功するかしないかはやってみないと分かりません

なんとなく混沌とした時代に入っていきそうな気がしています
勇気をもって、新しい事、困難な事に立ち向かって行動する

そう言った姿勢が絶対に必要になって来ている
そう、実感しています

そうでないと益々後進国になってしまう

失敗するかもしれない 損をするかもしれない 笑われるかもしれない
でも結果はやってみないと分からない

これまで日本が世界的に成功した陰には、大きなリスクを抱えながら
敢然と挑戦した先輩たちが沢山いたからです
その勇気に国内外の大勢の人達が応援してくれたから今の日本があるのです

今の状況に甘んじることなく、将来を見据え、日本国、
日本国民が他力本願ではなく自主自立の精神でこれからに
立ち向かっていかないと、気が付いた時、世界から大きな
遅れをとってしまいそうな気がしてなりません

大きなチャレンジと覚悟、私自身、年齢を重ねましたが
まだまだ挑戦を続けて行くつもりです








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