ガーデン。エクステリア産業の未来

私がエクステリア(外構工事)に関心を持ち始めたのが27歳の時

もう40年近くもこの業界でお世話になっております

 

業界の会合に出席すると、私以上の先輩たちはリタイアしてしまい、

私が最年長の場合がめっきり多くなってしまいなした

 

時代の変遷を感じ、今後どういった立場でエクステリアに関わって

いくのか、選択の時期に差し掛かっていると思っております

もう少し頑張ります

 

私がエクステリアに関わり始めたのが昭和52年頃です

当時はエクステリア専門の業者は未だ存在しておりません

 

ブロック屋、基礎屋の人達が土留めをしたり、ブロックを積んだりで

エクステリアをデザインしたり、営業したりする職業はありませんでした

 

その頃から、我々団塊の世代の人達が結婚して住宅を建てる

いわゆる住宅ブームの時代に入って行きます

戦後生まれの、なにしろ圧倒的に人数が多い世代です

 

又、手持ちのお金が全額なくても住宅を建てられる(購入出来る)

住宅ローンが出来て更に住宅着工に拍車がかかりました

 

更に、積水ハウス、ミサワホーム、大和ハウスといった大手ハウスメーカーが

誕生して、棟梁さんが住宅を契約して施工する様式が大きく変わりました

 

棟梁(大工)さんの上に住宅メーカーが存在するようになったのです

 

大手ハウスメーカーが大規模に土地造成をして、どんどん住宅を建てる

1棟、1棟の注文住宅ではなく、住宅を建てて、気にいった人たちが

住宅を購入する、建売分譲も始まりました

 

又は展示場を作り、お客様を呼び込んで注文住宅の注文を取る

 

住宅を取り巻く環境がハウスメーカーの出現により、大幅に変わりました

 

今までにない位の棟数が、今までにない位のスピードで建ち始まりました

 

基礎屋、ブロック屋さんではもう追いついてはいけない状況

になってしまいました

 

住宅の外廻りをデザインし、施工する専門業者が必要になってきた訳です

 

それで誕生したのが外構屋(エクステリア専門業者)なのです

時代の流れ、必要性に迫られ出来たのがこの業界なのです

 

エクステリア産業の歴史は未だ40年です

 

住宅や庭園の歴史に比べれば未だ幼稚園みたいな業界です

 

未だ未だ、工夫しだい、取組方しだいでは面白く、

延びしろのある産業だと思っております

 

今後、このガーデン、エクステリアの業界をいかにして

未来のある産業にしていくのか取り組んで育てて行くのか

 

皆で考え、設計図を作り、新しい取組をして行きたい

取り組まないといけない時期に来ていると思っています

 

又、次回もこのことに触れてブログを書いてみます

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