もっと、もっと、上手くなれる、

今日は会長の鈴木です
いつもご愛顧有難うございます

もう今年も9月後半、朝夕はめっきり涼しくなりました
私の近隣の田圃は稲刈り真っ最中で、ほぼ今月中で刈り取り
終了の勢いです

展示場のシンボルツリーも少しづつ紅葉し始めていて
正に秋の気配を感じております

先日、NHKの番組で、元気を貰いました

番組は「プロフェッショナル、仕事の流儀」です
以前から時々見ていた番組で様々な分野での一流と言われる
所謂、プロフェッショナル プロの中のプロを紹介する番組で
興味をもって楽しみにしている番組です

今回は名古屋セントラル病院、中尾 昭公(あきまさ)院長でした
中尾先生は、膵臓癌手術の名医(神)とも言われ、手術不可能を宣告
された患者さんの命を救う事の出来る名医中の名医と呼ばれております

手術が出来ず、死を待つしか出来ない患者さんが、先生に救いを求め、全国から
集まり、正に年中無休の状態で手術を行い、半ばあきらめていた
命を、再び、希望の命に救ってくれているのです

驚異的な確率で多くの命をすくっているのです

中尾先生しか出来ない、独自の手術内容が克明にTVに映し出され
その技術の高さ、手術方法、が余すところなく見ることが出来ました

あそこ迄、手術の内容が紹介されるのは、おそらく初めてのような気がします
ともすると、大手術となると思わず目をそむけたくなります
でも今回は、大量の出血のシーンがあっても気にならなくて、絶望の
渕から患者さんを救う手術なので、真剣にみることが出来ました

私の手で、患者さんを絶対に救って見せる、その信念が、画面を通して
すっかり伝わりました

手術後のインタビューの答えた言葉に大きな衝撃を受けました

先生は現在73歳で私とほぼ同期なのです

長い時には1回の手術で8-9時間もかかる様なのです
年齢を考えると、相当な、精神的、肉体的な負担だと思います

しかも、その手術も、次から次へと続いている状況なので、本来ならば
ギブアップしてもおかしくありません

「私は今73歳です  しかしこれから、手術はもっと、もっと上手く
 なっていくと思っていますし上手くなります」先生はそう答えていました

73歳になっても、もう歳だからとか、この歳だとか、一切言わず
「私はもっと上手くなれる、上手くなりたい、そして患者さんを救いたい」

その言葉に、衝撃を受けました、人生100年時代とよく言われています
年齢を理由に、ともすると後に引くことを考えてもおかしくない年齢です

しかし、考え方次第、自分はもっともっとやれる、上手くなれる、役に立てる
そう思って、信念をもって、本物の障害現役を目指す大きなきっかけを貰いました

この先どこまで頑張れるかは分かりません

私自身も先生に習い、「もっとやれる、もっと上手くなれる、もっと役に立てる」
そう思い、更にネジを巻いて頑張ります (若い人たちの迷惑にならない程度に)



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