丈夫な住宅を建てる、

熊本、大分で起きた今回の大地震
震度7が2回起こったという稀にみる事態
しかも未だ余震が収まらず、被災者の方々は
不安な思いで避難生活を送っておられます


心よりお見舞い申し上げます


東日本大震災を5年前に経験した私にとって、
地震の揺れによる恐怖、少しの揺れにも過敏な
位反応してしまう事が本当にわかります



まして、全く経験のない子供達にとっては正に
異次元の恐怖だと思います


地震が終息して、安心して暮らせる日が一日でも
早く来るように心からお祈りいたします


東日本大震災の場合、マグニチュード9といった桁違いの
大きさだったので、その被害も死者、行方不明合わせて
約2万人、被災者約40万人と信じられない位の
規模でした


福島の原発の事故に於いてはその処理が未だ道筋さえ
ハッキリしていないのです


正に未曽有の大震災でした



今回の熊本地震と違うのは、その被害の殆どが津波に
よるものでした


地震により建物の損壊もありましたが、多くの被害は
津波による死亡、建物、車の流出でした


大きなビルの倒壊、家屋の下敷き、大きな地滑りとかは
余りなかったように記憶しております


大きな津波が人的、物的、しかも1000年に一度といった
稀に見る被害を与えたのでした


熊本の地震は次々に起こる余震、弱った建物が、何度も
揺さぶられ、倒壊、その下敷きになって亡くなられた方が
圧倒的に多いのです


建物が倒壊しなければ亡くなった方はもっと少なかったと思います



地震の揺れの強さ、地盤、建物の強度、その他諸々の
条件が重なり、建物の倒壊に繋がったのだと思います


同じ条件で地震が襲った場合、我々東北の建物が
果たして大丈夫かというと、大きな自信はありませんが
結構、建物は丈夫に作られている様に感じます


何故かというと、我々宮城県は過去にも幾度となく強い
地震に見舞われています


その都度、耐震設計が見直され、だんだん地震に強い
住宅が建てられております


度重なる体験が住宅を強くした背景があります



安心、安全の住宅を供給、確保する
建築関連に従事する、グリーンケアのその一端を
担っております


安心、安全な外構、お庭の設計、施工です
そのことが私たちの使命です



一概に、簡単に結論づけることは出来ません


我が宮城県とは住宅の立地条件も大きく異なる
ことと思います


毎日のように報道される状況を見ていると、今後
九州地区に於いては、大きな地震を経験している
神戸、東北のように、強い建物、安心、安全な
住まいの建設



このことがきっと大きなテーマになって来るような
感じが致します



被災者の皆様、今は本当に大変だと思います


東日本大震災の時我々が経験した、日本人の
本当の強さ、暖かさ、支援体制が時間とともに
皆さんの復旧、復興の大きな力になります



色々な形で支援致します
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